クルマ好き陸マイラーのマイル獲得奮闘記

マイル獲得に目覚めたクルマ好きのブログです

ANAダイナースプレミアムカードが1.5%還元に改悪。損益分岐点と費用対効果を再度考察する。

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平成30年9月18日、ダイナースとアメックスにて改悪の告知が発表されましたね。

 

その内容について、カリスマブロガーさん達が分析しています。

 

こちらのブログでは、

ANAダイナースプレミアムカードの還元率が、2%から1.5%に改悪された影響にスポットをあてて、損益分岐点と費用対効果について考察してみます。

※優待・サービス、保険やキャンペーン・イベントなどの特典は考慮せず、あくまで利用額からの獲得ポイントのみで主観します。

 

まず、レギュラー(年会費29,160円、還元率1%)と

プレミアム(年会費167,400円、還元率1.5%)の、

損益分岐点と費用対効果を比較してみましょー(^o^)

 

※1マイル2円相当の価値があるものとする。

※入会/継続時に、レギュラーは2,000マイル、プレミアムは10,000マイルのボーナスマイルが付与されます。

 

 

■年会費との損益分岐利用額

 

レギュラー 年会費29,160円 還元率1% 損益分岐点

還元率1%×2円相当×利用額x=年会費29160円-(2000ボーナスマイル×2円相当)

→ x=1,258,000円

 

プレミアム 年会費167,400円 還元率1.5% 損益分岐点

還元率1.5%×2円相当×利用額x=年会費167400円-(10000ボーナスマイル×2円相当)

→ x=4,913,333円

 

 

レギュラーは年間1,258,000円以上、

プレミアムは年間4,913,333円以上利用すれば、

ポイント還元だけで年会費の元が取れることになります。

 

しかし、総合病院や保険、通話料、ETC利用料金などが0.5%換算の特定加盟店に改悪されたので、特定加盟店を利用する人は損益分岐利用額は上記額以上になります。

 

 

う~む、プレミアムは年間約500万円以上利用しないと年会費の元がとれないわけね(^_^;)

 

 

※ちなみにプレミアムが還元率2%だった時の損益分岐利用額は、3,685,000円でした。

 

 

■プレミアムとレギュラーの損益分岐利用額

 

では、レギュラーとプレミアム、どちらが得なんでしょう。

プレミアムとレギュラーの損益分岐利用額をもとめてみます。

 

y=2(0.01x+2000)-29160

y=2(0.015x+10000)-167400

x=12224000

 

年間12,224,000円の利用で、

レギュラー・プレミアムともに費用対効果は219,320円。

 

年間利用額が12,224,000円以上ならプレミアム、

それ以下ならレギュラーがお得、ということになります・・・。

 

 

・・・・・え!? 1222万円!?

 

 

おいおい、誰をターゲットにしてんだよ?

 

しかも、特定加盟店を利用するなら、損益分岐利用額はもっと上がるぢゃないか(# ゚Д゚)

 

月平均100万円以上を、コンスタントに利用する人がプレミアムのターゲットということでしょうね。

 

 

 

■還元率が1.5%になることで、獲得ポイントはどれほど影響があるのか?

 

仮に損益分岐点年間1200万円利用すると、今までは24万ポイント(+10,000ボーナスマイル)が獲得できたのに、今後は18万ポイント(+10,000ボーナスマイル)になってしまいます(泣)

同じ利用の仕方をしても、変更後では6万ポイントも少なくなるわけです。

 

ここで、ワタシの2017年BMWダイナースプレミアムカード利用状況で、今までと今後を比較してみましょー(^o^)

 

2017年はBMWダイナースプレミアムカードで70万ポイントを獲得しました(^^)v

 

もし仮に昨年のように利用したなら、今後の獲得ポイントは52.5万ポイントとなり、17万5000ポイントも少なくなるわけです(# ゚Д゚)

 

実際は特定加盟店(0.5%に改悪)の利用もあるので、獲得ポイントはもっと少なくなるでしょう・・・。

 

といっても、2017年はメチャクチャ散財してしまったけど、2018年は財布の紐を堅くしてるので、昨年ほど利用はしないはず!

 

 

■今後のクレジットカードのラインナップ

 

と、いろいろ考えてみたけど・・・

 

 

うん、無いなー!

 

プレミアムのインビがきても、申し込むことはないなー。

 

今年の初め、あれほど渇望したANAダイナースプレミアムカードだったけど、改悪続きですっかり魅力がなくなってしまいました。

 

bang540gts.hatenablog.com

 

 

bang540gts.hatenablog.com

 

 

あとはポイント還元率以外に、どれほどのメリットがあるか、ですね。

 

ANAダイナースプレミアムのメリットといえば・・・・・

継続時に10,000マイル → 上記費用対効果に計算済み

フライトボーナス50%加算 → 基本、特典航空券だからなー

ラウンジ利用 → 他のカードで十分だし、ビジネスの特典航空券をとれば解決

プライオリティーパス → JCB THE CLASSでももらえるしー

一休.comのダイヤモンド会員が付帯 → あまり得じゃないので使わない

カード付帯の保険 → JCB THE CLASSで十分

コンシェルジュサービス → JCB THE CLASSで十分

プレミアム エグゼクティブダイニング → 使ったことあるけど、使わなくてもいい

銀座プレミアムラウンジ → 使ったことあるけど、移転して雰囲気悪い

 

結局はポイント還元率が最大の魅力だったわけだから、欲しいわけないよね ┐(´д`)┌ヤレヤレ

 

 

今後のクレジットカードのラインナップは、ANAダイナースカード、アメックス・ビジネス・ゴールド、JCB THE CLASS、セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスの4枚をメインにして、

 

支払先に応じて使用カードを変えていくスタイル(例えば伊勢丹だったらMIカード、楽天だったら楽天カード、LOFTだったらLOFTカードといった具合)にします。

 

 

それぞれのカードのポイント移行先は、

 

ANAダイナースカード → ANAマイル

 

アメックス・ビジネス・ゴールド → ブリティッシュ・エアウェイズのAvios

 

JCB THE CLASS → ANAマイル or キャンペーンを利用してnanacoポイント

 

セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス → JALマイル

 

が良さそうですね(^o^)

 

 

クレジットカードの利用のみで陸マイラー活動をしていこうと思ったけど、改悪続きで前途多難です(^_^;)